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皆さん、こんにちは。

4年の中山遼人(4年、早大本庄)と森厚太(4年、早稲田実業)です。

私たちは7月5日~7日の3日間、野球交流を通しての復興支援活動として宮城県気仙沼市にある本吉響高校に行ってきました。

 

今回野球交流と並行して、本吉響高校野球部の監督をされている小野寺三男監督に現地の被災状況を見学する機会をいただきました。

実際の目で見た光景は、私たちがニュース等で知っているものとは異なっていました。

震災から2年以上経過していますが、生活に必要なもの以外はまだ十分に復旧していないという印象を受けました。

 

本吉響高校の野球部は3学年合わせての部員数が15名でした。

学校の決まりで練習時間等の制限がある中、上達するためにひたむきに野球に対して向き合う姿勢に我々おじさんたちは心を打たれました。笑

3日間という短い期間でしたが、高校生1人1人の個性を見つけることができ本吉響高校野球部というチームを好きになり、心から応援したくなりました。

夏の大会は、直接応援に行くことはできませんでしたがチーム一丸となって戦っている姿を目に浮かべながら東伏見から気を送っていました。

惜しくも2回戦で敗退してしまいましたが、5年ぶりに勝ち取った夏の1勝はとても価値のあるものだと思います。

引退を迎えた3年生を含め、これからも本吉響高校野球部の活躍を祈っています。

 

最後になりましたが、今回の活動を支援してくださったボランティアセンターの皆様、小野寺監督をはじめ本吉響高校野球部の関係者の皆様、ありがとうございました。

この場をお借りしてお礼申し上げます。

 

だいき、たくみ、ひっこ、りょう、りょうた、こうへい、ひかる、ゆう、こうしろう、しゅん、しゅんすけ、なつき、たくみ(石井)、ゆうと、たくま。

3日間本当にありがとう!

 

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こんにちは。松永圭介〔商学部3年 福大大濠〕です。

私は東北復興支援野球交流で6月28日から30日の3日間、安達公亮〔スポーツ科学3年 早大本庄〕と岩手県立大船渡東高校へ行ってきました。

 

まず被災地の状況を把握して、私たちがテレビや新聞などから得ている情報は画面や紙面を通しているうちに知らず知らずにどこか他人事の気持ちがあったのだと気付き恥ずかしくなりました。もちろん被災地に行くまでは状況はわかっているつもりでした。しかし目で見て肌で感じるということはまさにこういうことだと思いました。今も仮設住宅で生活を送っているけいすけ君という部員が当時の状況や避難所での生活について話をしてくれたことにも感謝しています。ありがとう!

 

さて野球の話に戻しましょう。

野球交流といっても私たちはプロ野球選手でもありませんしプロの指導者でもありません。ただし必ずしも良い見本ばかりが良い手本になるとは限りません。良いもの悪いもののそれぞれが手本でありどちらからも学ぶことはあるだろう、そういう気持ちで高校生に良い刺激になればと交流をして来ました。

 

初めのうちはどちらも緊張があったのかコミュニケーションがぎこちなく感じましたが、共に野球をすることであっという間に打ち解けることができました。同じ野球部員のように全員で野球を楽しめている、そういう印象を感じました。私たち2人のアドバイスも素直にそして貪欲に聞きいれる姿勢がとても良い刺激となりました。好きこそ物の上手なれという言葉がありますがその意味と自分が野球好きなことを改めて認識させられました。

 

野球という言語を通じて初対面の私たちがたったの3日間でこれまで親しくなることができたことは幸せなことでありとても素敵なことだと思います。

 

今回復興支援に行くことで大変貴重な経験ができましたし大船渡東高校野球部のみなさんとも良い思い出ができました。これから過ごしていく上で今回の経験を活かしていこうと思います。

 

最後ではありますが二日間お邪魔させていただきました今野さんご家族大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

復興支援(松永)

 

 

みなさん、こんにちは!
四年の福井隆介(投手、早大本庄)です。
私は先日、足立翔吾(四年内野手、明善)、土屋遼太(三年捕手、早稲田実業)と共に岩手県立大船渡高校に行って参りました。そこで感じたことなどを書き綴ってみようかと思います。

 

今回私たちは高校を訪れる前に、東北の現状を知るため沿岸部を中心に見学させていただきました。小学校の校庭に仮設住宅が建てられていて、外で思い切り遊べない子供たちの発育に影響が出ているという話を聞いたときは、こんなところにも災害の爪痕が残っているのかと衝撃を受けました。まだ復興は終わっていない、そんな印象が強く残っています。

 

さて、話を野球交流に移そうと思います。ここではたくさんの素晴らしい出会いに恵まれました。実は交流前、ものすごく緊張していた私たち三人。「やべぇ」しか言葉が出てこない足立、平静を装う土屋、頭真っしろ福井。それでも結局、高校生と打ち解けて多くのコミュニケーションをとることができたのは、野球の力と何より向上心に溢れた若き高校生たちのおかげだったように思います。また大船渡高校と金足農業高校の保護者交流会にも招待していただき、球児たちに負けない東北の大人のパワーを体感させていただきました。「さくら音頭」また踊りたいです。笑

 

ホームステイ先でのお話。今回私たちの宿泊先はなんと今野一夫先輩(早大野球部OB)の御宅でした。大先輩の家に泊まる→この三日間、心安らぐ瞬間は訪れないと覚悟していた三人でしたが、それも杞憂に終わりました。美味しいご飯、早大野球部あるある、深夜いきなり庭から家に上がりこんでくるご近所のおじ様方・・・笑    地域に根付く暖かい“絆”、そして新たに紡ぐことができた“絆”にただただ感謝する三日間でした。

 

とにかく濃厚な三日間でついつい長文になってしまいました。失礼致しました。
吉田監督、大和田部長、今野先輩をはじめ、今回の交流でお世話になった全ての方々に、この場をお借りして心から御礼申し上げます。

 

それでは、まだ数校分のリポートが残っておりますので、そちらも是非お楽しみに!

 

 

追伸
大船渡高校のみなさん、県大会初戦突破おめでとうございます!引き続き朗報をお待ちしています!