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皆さんこんにちは。

4年の中野弘也です。

 

私は横山貴明と2人で福島県の小高工業高校に行ってきました。

現地の高校生は本当に元気ハツラツとプレーをしており、見習わなければならないと感じました。自分たちのグラウンドが使えず、思う存分練習ができない状況でも甲子園を目指して必死に練習している姿を見て、私たちの指導にも熱が入りました。大学で取り入れている基礎の練習や技術のことトレーニングメニューや考え方など幅広く指導しましたが、高校生の飲み込みの速さに驚きました。高校生の向上心は私たちにとって大きな刺激となりました。

 

私たちが泊まった場所は南相馬市でした。横山の実家がある浪江町もすぐ近くにあります。泊まったところは復興が進んでいるように感じましたが、やはり原子力発電所から20キロ圏内に入ると瓦礫が残っていたり、建物・道路が壊れていたりとまだ復興が進んでいませんでした。また小高工業高校の校舎も20キロ圏内にあり、野球部のグラウンドは草が生い茂っており、セカンドベース付近には当時避難のために使っていた車がそのまま放置されていました。このグラウンドが使えるようになるためには草を抜き、除染をしなければならないと聞き、多くのことを考えさせられました。

 

3日間という短い時間ではありましたが、非常に内容の濃い時間であり、様々なことを学ぶことができました。常に高校生たちと一緒に過ごし仲良くなっていたので、帰るときはどこかさみしい気持ちになりました。また行きたいと思います!これからもこのような活動を続けていきたいです。

 

 

(中野弘也/4年外野手/早稲田実業)

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