2013.07.06
東北復興支援野球交流③
こんにちは。
4年投手の大野瑠哉と3年捕手の勝又健太です。
「野球を通じて東北に元気を」
私たちはこれを掲げて、6月21日~23日に福島県いわき市の湯本高校に行ってきました。
①印象に残ったこと
東北の子供達は震災の影響を感じさせないくらい元気で、野球を心から楽しんでいたのが印象的でした。
②現地の様子
2年以上経った今も学校の校庭に仮設住宅が立ち並び、多くの人が家のない生活をしていました。まだまだ復興は充分とは言えない現実がそこにはありました。
③衝撃的だったこと
現地の方にお話を伺った時、「震災の時に一番危険なのは人間だ」という話を聞いた時でした。治安は乱れ、窃盗、不法侵入は当たり前だったと聞きました。さらに震災をビジネスにして大儲けする人も出てきて、やりきれない思いを聞きました。
④学んだこと
今与えられている生活は、決して当たり前ではないこと。全ての環境に感謝をして暮らさなければいけないんだ、と強く感じました。
⑤復興とは?
現地の方が1番恐れていることは、「忘れ去られること」と伺いました。その意味において、このブログで1人でも多くの人が東北について考えてもらえればと思いました。
実際に現地に足を運んでみることで、本当にたくさんのことを学ぶことができました。
今回の復興支援の活動を通して、高校生の心の底から野球を楽しむ姿、ひたむきさを見ることができ、自分たちも高校生たちのように、純粋に野球を楽しみ、元気よくハツラツとプレーすることの大切さを改めて実感しました。
また、2日目の夜には高校生のお宅にホームステイをさせていただき、高校生だけでなくご両親とも様々なお話をさせていただき、本当に多くのことを学びました。
今回、このような復興支援という機会を与えていただいたことに感謝しています。
この活動を通じて学んだ多くのことを、これからの生活に生かし、日々野球や勉強に精進いていきたいと思います。
最後になりましたが、
この活動を支えてくださった全ての関係者の皆様、本当にありがとうございました!!
(大野瑠哉/4年投手/早大学院)
(勝又健太/3年捕手/沼津東)