2013.12.13
山形県最北地区合同練習会
みなさん、こんにちは。
主務の阿部です。
師走でみなさんお忙しいところかと思います。ここ最近、ぐっと寒さが厳しくなって来ましたので体調管理にも気を配っていきましょう!!
さて、先週の土日は早稲田大学野球部と、山形県最北地区野球連盟との合同練習会を東伏見で行いました。
山形県最北地区というのは私の母校である新庄北高校が属しており、地区のレベルアップ事業として一泊三日の強行スケジュールで地区の高校生総勢29名が練習に参加しました。
【参加高校】
楯岡高校
北村山高校
東根工業高校
村山農業高校
神室産業高校
新庄南高校
新庄東高校
新庄北高校
高校時代にはしのぎを削った高校ばかりで、とても懐かしかったです。
山形は雪が降っており、グラウンドは現在使用できないそうです。東京に住み慣れた大学生は寒さという敵とも戦わなければいけないのに、高校生は全く気にせず野球をやっていました!
さすが雪っ子高校球児たち!!
さて、山形の冬について少しお話させていただきます。
山形の冬はとても雪深く、積雪は2メートルを超す地域もあり、大雪の年には4月までグラウンドに雪が残っていることもあります。そのため、冬の時期はどこの高校も練習場所は限られており、狭い室内練習場で練習を行い、また校舎内を走ったっりすることしかできません。しかしながら、雪を利用した雪上トレーニングで体を鍛えることも出来るので、雪はマイナスなだけではありません。凍えるような吹雪の中、長靴を履いて腰まで雪に浸かり、雪をかき分けながら走ると心身ともに鍛えられるものです。冬の山形ではそんなトレーニング風景が見られます。
私達がどこまで山形の球児達の力になれたのかは分かりません。しかしながら、我々を頼りにし、はるばる遠方から来てくれることに、私は改めて早稲田大学野球部の誇りを感じます。
そして、学生野球界の真のリーディングチームとして、このような活動にも積極的に取り組むことがリーグ優勝に近づくのだと私は思います。
今年の夏は日大山形がベスト4までいき、山形県勢初の快挙を成し遂げましたが、来年はぜひとも最北地区から甲子園に行って欲しいですね!!
(阿部佳弥/主務/新庄北)