2013.02.21
東北野球交流会の報告会
みなさん、こんばんは!
マネージャーの今岡です。
みなさんは早稲田大学野球部が
東日本大震災後、計4回、復興支援活動の一環として
東北で野球交流会を開いていることはご存知でしょうか?
本日は「昨年の12月8,9日に福島県で実施した野球交流会」の報告会でした。
野球交流会には部員全員が参加できるわけではなく、1回につき約15人となっています。そのため、現地で目にしたこと、感じたこと、考えたことなどを部員全員が共有しなくてはなりません。そして、早稲田大学野球部としてこれから何をすべきなのか確認すること、それがこの報告会の目的です。
報告会であったことを、箇条書きで申し訳ありませんがいくつか書かせていただきます。
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被災地の状況を見て
・震災から1年以上経っているが復興は進んでいるが、実際は全然進んでいない。
・野球交流中に雪が降り、東北の寒さを身を持って感じた。「震災直後はどのような思いだったのだろうか」
高校生と触れ合って感じたこと
・「野球をやりたい!」「上手くなりたい!」という野球に対する純粋な気持ちを感じた。私たちもその気持ちを忘れてはいけない。
・被災を感じさせない元気な姿が印象的だった。
・当たり前に野球ができている環境に感謝しなくてはならない。
被災地の方との交流を通じて・・・
・メディアを通しては伝わらない被災地の方の心の傷の深さを感じた。また、命の尊さをとても大事にしている。私たちとは比べ物にならないほど、今を強く生きている
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私たちは「東北に勝ち星10個を届ける」と約束しました。
そして高校生は「甲子園に出場する」と約束してくれました。
今回の野球交流に参加しました
「福島県立いわき海星高校」
が甲子園出場を決めました。
私たちも約束を守るため、努力していかなければなりません。
最後に現地の方々に教えられたことを1つ書きます。
最大の復興支援は
「忘れないこと」
これからも早稲田大学野球部は復興支援活動を続けていきます。
↑ 横山貴明(浪江町出身)が発表をしている様子。
(今岡拓人/マネージャー/早稲田大学高等学院出身)