東京六大学野球 早稲田大学野球部
福田マネージャー
早大野球部
早大野球部の伝統
この帽子を神宮球場で見かけたことはありませんか?
ここではWASEDAのユニフォームにまつわる「伝統」をご紹介します。
えび茶色と俗に早稲田文字と呼ばれる書体は、野球部が日本初のアメリカ野球遠征を行った際に対戦したシカゴ大学のユニフォームを模したと言われています。えび茶色は大学のスクールカラーにもなっており、まさに大学の象徴です。
部員の多くはこのユニフォームに憧れ、早稲田大学の門を叩きました。しかし、部員全員がユニフォームを着ることができるわけではありません。建部精神には「野球部の選手選定といふものは、その技術を第二として、野球部精神の体得如何を第一としなければいけない。ユニフォームを与へられる迄には、建部精神を体得し、充分の鍛錬を経て居らなければならぬ筈である。」と書かれています。それゆえにWASEDAのユニフォームを着た者しか背負えない責任と誇りがあります。これが早稲田大学野球部112年の伝統の一つとなっています。
今年の早大野球部はこんなチーム
今年の早稲田は「人間性」という言葉をテーマに掲げました。これは学生野球界の真リーディングチームになる為に、部員で話し合って決めたテーマです。目標は春秋連覇、そして、目的は自立した人間形成です。これらを達成するために、環境や身だしなみを整えることをはじめとして、隙が生まれない生活を徹底しています。
昨春は日本一の称号を手にすることができましたが、その結果に満足はしていません。メンバーが変わるとともにチームの雰囲気も変わり、実力は未知数です。しかし、私たちは日々一歩ずつ、確実に成長しています。4年生をはじめとした部員全員がそれぞれの役割を果たし、チームを春秋連覇、そして日本一へと導いてくれると信じています。
是非、皆様の目で新しいWASEDAを感じていただきたいと思います。