東京大学 黒沢俊哉主将 | 東京六大学野球公式ブログリーグ TOKYOROCKS!2013 | 東京六大学野球公式ブログ

みなさんこんにちは

新4年外野手岩崎総一郎です。

もうすぐ4月ですね。

思い返すと、ちょうど３年前のこの時期、

僕は大学でも野球を続けようなんてこれっぽっちも考えていませんでした。

辛い受験勉強を乗り越え、やっとの思いで手に入れたキャンパスライフ。

高校時代ずっと夢見続けた、男だけじゃない学生生活。

そんなバラ色の？日々が待っているのに、

誰が男だらけで暑苦しくてキツい野球なんかやるかよ

って、そんな風に思っていた僕は、野球部ではなく、別のサークルに入りました。

女子とわいわいしながら楽しく練習して、ちょっとしんどいときは行かなくてもいい、

そんな生活は、最初は新鮮で楽しかったです。

でもなぜだかわからないけど、どこか違和感のような、なにかが足りないような、心にぽっかりと穴があいているような、そんな思いを感じるようになりました。

その思いは、

夏に後輩の応援で高校野球を見て、どんどん強くなり、

秋に神宮球場に東大の試合を見に行って、決心しました。

やっぱり野球部に入ろう、と

いつもそばにあって、当たり前のように感じていたけれど、

離れてみて、初めてそれが自分にとってどれだけ大切なものだったのか気づかされました。

束縛がきつくて、自由なんて全然なくて、暑苦しくて、99％はきつくて大変。

だけど、全力でひとつのことを目指せる仲間がいて、本気で勝ちを目指しているからこそ、結果を出したとき、勝ったときの喜びは大きくて、その1％が強烈すぎて、相変わらず毎日練習に励んでいます。

そんなこんなであっという間に時間が過ぎ、

これでほんとのほんとに野球部として、全力で野球ができるのも最後です。

思いっきり声を出すのも、

全力疾走するのも、

打てなくて打てなくてあんなに悔しい思いをするのも、

過酷なトレーニングをみんなで乗り越えたときの達成感も、

夜遅くまで、ああでもないこうでもないって言いながら二人でティーバッティングするのも、

ひとりで黙々とバットを振り続けるのも、

全員で戦って勝ったときのあの気持ちを味わえるのも、

残り半年ちょっと、最後の最後まで限界を超えて成長し続けます。

春も秋も絶対に勝利をもぎ取ります。

応援よろしくお願いします。