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皆さんこんにちは。

4年の中野弘也です。

 

私は横山貴明と2人で福島県の小高工業高校に行ってきました。

現地の高校生は本当に元気ハツラツとプレーをしており、見習わなければならないと感じました。自分たちのグラウンドが使えず、思う存分練習ができない状況でも甲子園を目指して必死に練習している姿を見て、私たちの指導にも熱が入りました。大学で取り入れている基礎の練習や技術のことトレーニングメニューや考え方など幅広く指導しましたが、高校生の飲み込みの速さに驚きました。高校生の向上心は私たちにとって大きな刺激となりました。

 

私たちが泊まった場所は南相馬市でした。横山の実家がある浪江町もすぐ近くにあります。泊まったところは復興が進んでいるように感じましたが、やはり原子力発電所から20キロ圏内に入ると瓦礫が残っていたり、建物・道路が壊れていたりとまだ復興が進んでいませんでした。また小高工業高校の校舎も20キロ圏内にあり、野球部のグラウンドは草が生い茂っており、セカンドベース付近には当時避難のために使っていた車がそのまま放置されていました。このグラウンドが使えるようになるためには草を抜き、除染をしなければならないと聞き、多くのことを考えさせられました。

 

3日間という短い時間ではありましたが、非常に内容の濃い時間であり、様々なことを学ぶことができました。常に高校生たちと一緒に過ごし仲良くなっていたので、帰るときはどこかさみしい気持ちになりました。また行きたいと思います!これからもこのような活動を続けていきたいです。

 

 

(中野弘也/4年外野手/早稲田実業)

こんにちは。

4年投手の大野瑠哉と3年捕手の勝又健太です。

 

「野球を通じて東北に元気を」

私たちはこれを掲げて、6月21日~23日に福島県いわき市の湯本高校に行ってきました。

 

 

①印象に残ったこと

東北の子供達は震災の影響を感じさせないくらい元気で、野球を心から楽しんでいたのが印象的でした。

 

②現地の様子

2年以上経った今も学校の校庭に仮設住宅が立ち並び、多くの人が家のない生活をしていました。まだまだ復興は充分とは言えない現実がそこにはありました。

 

③衝撃的だったこと

現地の方にお話を伺った時、「震災の時に一番危険なのは人間だ」という話を聞いた時でした。治安は乱れ、窃盗、不法侵入は当たり前だったと聞きました。さらに震災をビジネスにして大儲けする人も出てきて、やりきれない思いを聞きました。

 

④学んだこと

今与えられている生活は、決して当たり前ではないこと。全ての環境に感謝をして暮らさなければいけないんだ、と強く感じました。

 

⑤復興とは?

現地の方が1番恐れていることは、「忘れ去られること」と伺いました。その意味において、このブログで1人でも多くの人が東北について考えてもらえればと思いました。

 

 

 

実際に現地に足を運んでみることで、本当にたくさんのことを学ぶことができました。

 

今回の復興支援の活動を通して、高校生の心の底から野球を楽しむ姿、ひたむきさを見ることができ、自分たちも高校生たちのように、純粋に野球を楽しみ、元気よくハツラツとプレーすることの大切さを改めて実感しました。

また、2日目の夜には高校生のお宅にホームステイをさせていただき、高校生だけでなくご両親とも様々なお話をさせていただき、本当に多くのことを学びました。

今回、このような復興支援という機会を与えていただいたことに感謝しています。

この活動を通じて学んだ多くのことを、これからの生活に生かし、日々野球や勉強に精進いていきたいと思います。

 

最後になりましたが、

この活動を支えてくださった全ての関係者の皆様、本当にありがとうございました!!

 

 

 

(大野瑠哉/4年投手/早大学院)

(勝又健太/3年捕手/沼津東)

こんにちは、主将の東條です。

 

6月の22日、23日に学生コーチの中野裕介・投手の小山田拓夢と、福島県の平工業高校に復興支援を目的として行ってきました。

 

結論から言うと、元気づけに行った私たちが元気づけられて帰ってきました。

 

平工のグランドに着いた瞬間の挨拶から始まり、一球に食らいつく姿勢、ドロドロになり無我夢中で野球を楽しむ姿…勉強させられることの連続でした。

 

22日の夜は荒部長先生の自宅にホームステイさせていただきました。

温かい心遣いとご馳走をありがとうございました。

 

 

しょう・けんもありがとう!

 

この場を借りてお礼申し上げます。

 

 

春のリーグ戦を終えて、私達は「初心」について話し合いました。

なぜ野球をやっているのか、どうして早稲田で野球をやっているのか。

今回、ひたむきに野球に取り組む高校生を見て、「初心」を思い返すことが出来たように思います。

 

今後もこういった活動を野球部としてはもちろん、個人的にも続けていかなければならないと感じました。

 

 

 

 

 

微力だが、無力ではない

東條 航

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